2016年 10月 10日

直心

b0126166_11333398.jpg


直心とスマホで打っても改変では出てこない。
それは、この言葉を使う人が少ない事を直に表している。
ぢきしんー直心とは正しくまっすぐな心。
正直心。と大辞泉にある。
また、ひたごころとも読め、ひたむきな心、またいちずな心も表す。

いけばなをしている時、生ける人は花と直心で向き合わずにはいられない。花の意思はとても強いから。心を尽くして花を観て下さる人のために
ひたむきに生ける。心に欺瞞のある時、花はこちらを向いてはくれない。美しくならない。
稽古をしていれば幾ばくかの技術も身につくけども技術を使いこちらに向かせれば、どこか不自然な様子になる。見ていて苦しげな様子に誰も感嘆したりはしないだろう。
そんな時はこちらを向いてくれない花にも都合があるのだ、と思いなおして他のやり方を考えてみる。そうすると上手くいく。
私は直心を手に入れたとはとても言い難い、生々しい愚かさを持った人間だ。だからこそ直心を意識して生きていくために、私には「いけばな」が必要なのだ。ひたむきに自分の未熟さ弱さと向き合い、直心に近づけていく稽古は一生続く。

続けていくことは良くなっていくこと



指導も稽古も直心を磨く機会になりうる。だから私は稽古を続けていく。




b0126166_1853976.jpg

[PR]

by primenumber2 | 2016-10-10 10:56


     百歳の力 >>