晴耕雨読 雨のわブログ

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2009年 02月 28日

プレひな祭りーお稽古

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もうすぐひな祭り。
商店街のあちらこちらに菱餅、ひなあられなど陳列されているのを見かける。
スーパーの出入り口も満開になった桃や菜の花の香りで華やかな雰囲気だ。

今日は2月最後の稽古。
ひな祭りの予行演習とばかりに桃を活けてその後簡単なティーパーティーを開いた。
稽古花で活けたものをすべて並べた豪華なテーブルセッティング。
花材の枝ものを同じにすると、並べても統一感があり、合作のよう。

テーブルに盛花(水盤に剣山で活けたもの)を置いたときは
その下に低いキャンドルを置くとよく映えるように思う。
真ん中は三方。正月の喰い積みのようにお菓子や蜜柑を盛り
お菓子器のなかは桜餅といった格好で
皆が活けた花を眺めながらおいしいお茶を飲んだ。

ティーカップには緑茶、後で抹茶を点て一服。
そんな風にして過ごし話も絶えず、気がつけば5時間(!)。
(もちろん稽古から、ということ。通常は2時間くらい)

時々はこんな稽古の過ごし方も楽しい。
花を活けることは普段のお稽古で、飾り方の研究がてら、時々飾ってお茶会。

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写真は稽古花を寄せ集めて株分けの構成にしたもの。
(残念ながら、全体写真は失敗してしまい、アップだけ)
何度撮っても花の写真は難しい。

HP Ikebana garelly 草月流いけばな教室
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by primenumber2 | 2009-02-28 23:49 | いけばな
2009年 02月 27日

金柑の蜜煮


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祖父の事を思い出したら、急に金柑が食べたくなった。
子供のころは、生食専門。
プチッとはじける食感が好きで、甘露煮は好きではなかったけれど
数年ぶりに口に入れたら子供の頃と感覚が違う。
これが、びっくりするぐらい美味しいので驚いた。

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私が好きなレシピは金柑20個に対し、蜂蜜100ml、グラニュー糖100mlで作る。
蜂蜜が味を左右する。
コクがあるものをつかえばこっくりとした甘み、さらっとした
蜂蜜ならもっとプレーンな味になる。
蜂蜜は成城石井で買ったイタリア産の栗蜂蜜とラベイユのスペイン産ユーカリ蜂蜜を使った。この栗の蜂蜜はコクがあって香りが強く、パンに塗ったりするものとしては不向きと
一年ほど放置されていたもの。それがここに来て日の目を見ることとなった。

金柑の蜜煮にはこれが向く。
できればハーブ蜂蜜の、香りが良いものをブレンドして
使うといいかな、と思う。


1.金柑を洗い、ヘタを丁寧に竹串かニードルで取る。
2.琺瑯など、酸に強い鍋に砂糖、金柑、蜂蜜の順に入れ
 弱火にかけ静かに煮る。沸々とし始めて8分〜10分ほど煮る。
 柔らかくなったらあまり触らないほうがよい。
 金柑の肌の色が濃い橙になったら出来上がり。
3.できたらそのまま粗熱が取れるまで冷まし、煮沸消毒した保存瓶に詰める。
 シロップに泡のようなもの(おそらくアク)が浮く事があるので
 瓶に詰めるときは取り除くと見た目がよい。

一年ほど冷蔵庫で保存出来る。
そのままでも美味しいが、お湯や焼酎で割ったり
パウンドケーキやタルトに入れても美味しい。

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金柑はビタミン、カルシウムが豊富。
蜂蜜もビタミン、ミネラル、アミノ酸を含む。
また、金柑は縁起物。
当て字で「金冠」と書かれお正月に用いられる。
庭に植えると代々家が栄えるといわれる
「縁起木」でもある。
皮が甘く、実はすっぱい不思議な果物だが
この季節の風物詩そのもの。
田舎にいけば必ず、この実が鈴なりになって
いる樹を見つける。その度、小学生の頃
金柑を退屈まぎれに食べながら
祖父と時代劇を見ていた緩やかな時間を
思い出している。


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by primenumber2 | 2009-02-27 11:44
2009年 02月 26日

金柑の季節

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写真は、ステンレス製の器に調理前の実を入れたときのもの。
ぴかぴかの内壁に模様のように映る金柑が
まるでビンテージの布生地のよう。
ちょっと感動した。
その後、この金柑たちは蜜煮に変身することになる。


HP Ikebana garelly 草月流いけばな教室
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by primenumber2 | 2009-02-26 20:06
2009年 02月 25日

久々に胡蝶蘭

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胡蝶蘭が安く手に入ったので、今日の花はちょっと豪華になった。
3月の節句、ひな祭りを意識して、ピンクを基調にした。
実家から分けてもらった紫キャベツとローマンブロッコリーもあわせて使ったが
野菜のわりには無骨にならずに済んだので、まあいいかということになった。

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小正月に使った餅花を置いておいたら、かわいらしい花が咲いたので
一緒にいれてみる。捨てられないほど可憐な花。
赤芽柳の花(見た目が芋虫に似ている)みたいな気持ち悪さが無いのは華奢なせいか。
写真では見づらいが、羽が生えたような不思議なかたちで気にいっている。

胡蝶蘭、レースフラワー、スイトピー、紫キャベツ、ローマンブロッコリー

HP Ikebana garelly 草月流いけばな教室
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by primenumber2 | 2009-02-25 00:13 | いけばな
2009年 02月 24日

菜種梅雨  long spell of rain in early spring

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ここのところ暫く雨続きだ。

本来は3月下旬から4月にかけての、梅雨のようなお天気をさす言葉に
菜種梅雨(なたねづゆ)というのがあるけれど
ちょうどそんな感じだ。
花の開花を誘うような雨で、丁度菜種の咲く頃から付けられた名前。
梅雨のような鬱陶しさはそれほど感じない。
花粉も暫くは大人しくしてくれる。

菜種梅雨の季節が過ぎ、5月初旬は「たけのこ梅雨」といわれる暖かい雨
5月中旬からは「卯の花くたし」と呼ばれる。
そうして梅の実の熟す頃、梅雨がやってくる。
雨の多い日本の風土。
梅雨の呼び名の美しさ、こころよさは、この土地だから産まれたものだろう。
長雨の最中、次の季節を待つジリジリとした時間をいいものに感じさせる
工夫を感じる言葉。
残念ながら、雨でも外出を余儀なくされる日常では雨は厄介者だが
こんなとき、家に一日中いられたらどんなに良いかと思う。
現代の生活は難儀なもの。
物質的には恵まれたが、本当の豊かさには遠いなあ、とこんなとき実感する。
現代人には、まだ雨を楽しむ時間も心もないのだから。

菜種梅雨について調べていたら、梅雨の英語名を見つけた。

五月雨 [さみだれ] early-summer rain
菜種梅雨 [なたねづゆ] long spell of rain in early spring

残念ながら、説明的でこの言葉のこころよさは伝わってこない。

HP Ikebana garelly 草月流いけばな教室
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by primenumber2 | 2009-02-24 10:17
2009年 02月 21日

mother's garden 母のキッチンガーデン

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四国に帰省していた。
帰省の楽しみにしているのは父の料理と母の庭。
母の庭は無計画で野方図に色々なものが植えられている。
すべてが調和していないので全体的な見所にかけるが
所々に思わず花を見つけると嬉しくなるような庭。
特に好きなのはキッチンガーデン。

続きを読む‥…
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by primenumber2 | 2009-02-21 10:12
2009年 02月 16日

四海波かごと春の花

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昨日は簡単な籠を編む講習があり、参加した。
草月流のいけばなには「編む」というテーマもあるくらい
編むことは身近なことで、竹とくれば一層親しみが湧くもの。
竹のたわみが美しい四海波かご、という小さなかごを作った。

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講師は江戸時代から続く京都の竹材、竹細工店「竹又」からいらした。
観光客や、学生向け、一般向けと教室や講習をしていて、職人の方の説明も面白く
大変楽しんだ。
初めて手にした竹ひごだが、引っ張ったり、形を整えているうちに工芸品を造る
気分にだんだんと浸ってくる。
竹が造る曲線や優しい色合いにうっとりしながらゆっくりと曲げる。
指先につるりとした感触がする。何か懐かしいものを連想しながら
探るように撫でる。祖母の家にあった竹編椅子の肘掛け、道場にあった竹刀
床の間の柱、あとなんだろうな。
竹ひごが折れてしまわないように気をつけ
規則的に組まれた格子に組み込んだり、張りのある竹ひごをまとめて結ぶ
という作業の繰り返しを続けていく。
こうしていると、肩が軽くなり気分も良くなって来た。
集中する作業の割には目も疲れていなかったのも不思議なこと。

やはり素人まるだしの出来ではあるが、一応、体は成している。
早速花を活けてみた。

講習をしてくださった店は京都の市役所前駅から5分程歩いた所にある
(だったと思う)。HPを確認したら子供でもかご作りは参加できるようで
お寺観光やグルメが一段落した人にはおすすめ。
キーボードを放棄して、時々は原始的な機能を働かせてみるものいいもの。


さんしゅゆ、菜の花、スイトピー

HP Ikebana garelly 草月流いけばな教室
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by primenumber2 | 2009-02-16 11:42 | いけばな
2009年 02月 14日

バレンタインデー 2009

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今日2月14日はバレンタインデー(St. Valentine's Day)。
269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス
(テルニのバレンタイン)に由来する記念日。

日本では殆ど義務的にチョコレートを配り、デパートでは自分用の高級品を
買い求める女性をたくさん見かける。
先日行った売り場では、質感の良い箱や輝くようなリボンに包まれた
デコラティブなトリュフやチョコバーが並べられ
什器も女性の目を意識した上品でお洒落なものも多かった。

散歩道に落ちていた木の葉を持ち帰るような気分で
思わず私も自分用のチョコレートを買ってしまった。
空き箱は今日の食卓を飾る花の器となり、立派にお役目をはたしている。

コアニー、スイトピー、菜の花

HP Ikebana garelly 草月流いけばな教室
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by primenumber2 | 2009-02-14 17:49
2009年 02月 12日

雑穀を混ぜながら

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昨日の夫とこんな話をした。
フランス人は「部屋の中で傘をさすと悪魔が来る」といって嫌がるというのを聞いて
日本で言えばその不快感は何に相当するだろうと二人で考えた。
結局話はアレに近いじゃないか、あの葬儀の骨壺に骨をいれる仕草。
ということになり、二人で一つのものを箸でつまみ合うのに近いのではないか
と双方納得した。
箸でつまみ合うという動作は、外国人から見れば仲睦まじく見えるかもしれないが
日本人が一本のスペアリブなど二人でつまんでいたらゲェと思ってしまう。
同じ動作をしていても、文化的背景の違う者同士では感じ方が違うと気づく
新鮮な話だった。

また、美しさ一つとっても文化的美と普遍的美があることを感じる。
身近なところではやはりファッションやボディデザインだ。
病的なまでに細い身体は普遍的美には程遠いものでも先進国ではもてはやされる。
髪型や、洋服の型はトレンドに大きく左右され、安物も時流に乗っていれば
そこそこに見えるだろう。
生活ではどうだろうか。
生活の中に溶け込んでいる美の多くは普遍的美。
茹でたほうれん草がつやつやしていたり、切ったパプリカの形状が素敵だったり
そういう素朴なもの。けれどもこの素朴な美感も文化と少なからず関わっている。
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これは今朝、雑穀を瓶にしまうときに撮ったもの。
スプーンでかき回したら何処かで見た抽象画のような模様ができた。私の大好きな
エミリー・ウングワレーのようだ。
もしかしたらエミリーも食べる穀物を眺めながら、きれいだなと
感激して描いたかもしれない。ある作品を思い出す。

自分が何かを見てきれいだと感じた事を、人に見てもらおうと思ってするのが
美術だと私は信じる。
生活の中に、自分の生きている時間のなかに人と分かち合うべき美しさがあって、表現する知恵を持つ人がいる。そのような人が作品をつくる。
素朴な美しさに触れたとき前に見た美術品を思い浮かべたり
逆に美術品が素朴なものを喚起するとき、作者の成功が証明される。
これは同時に鑑賞者側の立派な「対話の成功」ともいえる。
そのような美感は日頃から養うもので
そう考えると、雑穀を混ぜる単純な動作も尊く感じる。

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豆が飛び出した。
写真に撮る。事件の発生。

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何か面白そうな事をしているとジャズが見つけてやって来た。
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by primenumber2 | 2009-02-12 11:52
2009年 02月 10日

北海道へ

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久々に北海道へ行って来た。

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by primenumber2 | 2009-02-10 21:58 | その他