<   2009年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧


2009年 09月 30日

南禅寺に行く道


b0126166_9535349.jpg



南禅寺の最寄り駅[蹴上」、東西線の4番出口(だったかな)を右手に出ると
古いレンガ造りのトンネルがある。
抜ければ別世界。車の音も聞こえない閑静な寺屋敷が並び
道の脇には透き通った水が流れ、萩など秋の草花が盛んに花をつけていた。

b0126166_9533192.jpg



今回の目的は南禅寺の近くにある、「野村美術館」に
楽家歴代の茶碗を観に行くことだった。
野村美術館は茶道具をメインに展示する美術館。
お茶券を買って立礼の席でお茶もいただける。
ここはちょっと特殊で、入館の際にスリッパに履き替える。
靴下がかかせない。

この辺は寄り道のしたくなるところばかり。
道中で見つけた、小堀遠州作の茶室のある「金地寺」に寄り
重要文化財級の屏風などとあわせて茶室を見学した。
上の写真は金地寺内、回廊になっている庭の風景。
飛び石、石畳が個性的で面白く
苔もきれいだった。
森を散策しているような長閑な気分になれる。

南禅寺で湯豆腐、は一度目の観光。
二度目以降は脇道を逸れるのもいいな。
[PR]

by primenumber2 | 2009-09-30 10:14 | 美術
2009年 09月 28日

器のこと

b0126166_10421889.jpg



花入れ。
京都、両足院に半化粧を観に行ったとき、座敷で行なわれていた
ギャラリー展で買い求めたもの。
どろりとした釉薬がしたたり切らずに止まっている
不思議な器で、面白いなと思い購入した。
花入れとしては大きめ、使い勝手は半信半疑。
買ってみるのも勉強のうちだ。

真っ白な肌、きれいだが、あまりにも真新しすぎるので
暫くこれでお酒を飲み、なじませることにした。
上手くいけば、使用感の上手く出る器になるかもしれない。
これに関しては完全な実験。

お茶の先生に聞いた楽の扱い方を参考に
ぬるま湯に長めに漬け
ぬる燗をした日本酒を入れて週末だけ晩酌器として使い
最後に中身の酒を大さじ一杯程残してから、内側の壁全体に
酒が回るようにゆする。(揺すった後の酒は捨てる)
器が冷めるまで置いてから、軽く洗い、水気を切り
日陰干しで一週間程良く乾燥させておく。

肌の、えくぼのようなくぼみに少し色がさしてくるといいなあ
と思いつつ、週末は気の早い鍋、湯豆腐で一杯やっている。

最近の楽しみ。

この器は粉引きだと思い買ったけれど
「白釉をかけた花入」が正解らしいかな。
家に帰って調べてみたら、高台まで釉薬がかかっているものが
粉引きの基本のようだ、と知って、頭のなかが????でいっぱい。
器の事を知ろうと、調べたり、見たり
だけど、見れば見る程、知る程分からなくなる世界。
奥深い世界だなあ、と思う。

ー後談ー
このあと、陶芸の作家さんikkannetさんが親切な解説をコメントしてくださった。
以下はその引用。

「粉引き」の事・・・技法的な話
粉引きとは、何かしらの陶土で作った形に、白化粧土(白い土の泥)を塗ったり掛けたりしてその上に透明釉を掛けて焼いた物を言う。
想像するに、もともと白い焼き物を作りたかったが
その地域には白い陶土(粘土)が無く
それで他の陶土で形を作った上に白い土を掛けたのが始まりではないか。

とのこと。
奥が深い。納得。
器に関しては全く素人であるのでこんな指摘は有り難い。
感動しました〜!!!

こんど作者にお会いしたときも、お尋ねしてみようと思う。

買ってみなければ覚えられないもの
という点ではパソコンも道具も似ている。
[PR]

by primenumber2 | 2009-09-28 11:16 | 美術
2009年 09月 26日

愛すべき仲間 掃除道具

b0126166_224382.jpg




掃除道具には格別の愛着がある。
特に、掃除機の音が苦手な私にとって、ほうきは欠かせないものだ。

写真上右は、我が家の救世主。Waltz社製のブラシ。
美容室などでも使用されているもの。
我が家は猫二匹の所帯なので、これは必須アイテムだ。
普通のほうきは猫の毛を巻き込んで、しまいに掃けば毛が舞うようになるが
さすがに美容室仕様なだけに、毛の離れがよく、コシもあって掃きやすい。

左のものは、昔ながらの手編みのほうき。
これは畳の間用。
量販店で手に入る普通のほうきだが、畳にはこれが向く。
掃いているときの音も心地よくてお気に入りだ。


b0126166_23757.jpg
自宅で稽古を始めてから
気になるのは部屋の清潔さ。
普段から気をつけていれば
慌てる事も無いので
掃き掃除とハタキがけは毎日の習慣とし
週二回のぞうきんがけ
掃除機は週に一回。




古着の端切れは使い捨て用ぞうきんとしてストック。
特にお気に入りの生地は端を縫って靴磨き用にすることもあるけど
最近は、そこまでやらなくなった。
怠け者。
そして、もう一つ欠かせないのは使い捨てのハンディモップ。
こればかりは唯一の贅沢品^^。
電子機器周辺はこれでないといけません〜。

b0126166_231327.jpg



そんなふうに、始終何かの手入れや掃除に追われているのは
コイツのせいです。
きれいになった途端にフローリングに転がりまくり
洗いたてのベッドカバーでお昼寝。

可愛いけど憎たらしい‥…。
[PR]

by primenumber2 | 2009-09-26 02:51
2009年 09月 24日

彼岸


b0126166_12533499.jpg



今月20日は彼岸の入りで、今日はもう24日。
毎度お墓参りの話は飽きたので、この頃の暮らしの事を書こう。

暑さ寒さも彼岸まで

小学2年から包丁を持ち、自分の台所を持って今年で11年目。
ここ数年で気付いたことがある。
食べ物が腐りやすい時期は、夏の盛りよりも「彼岸あたりの数日」ということだ。
朝に御飯を炊いて、うっかり常温で放置しておくと
夕方には傷んでいる。
その手の失敗は(我が家に関しては)彼岸周辺に集中する。
菌の心地よい温度なのか、繁殖率もいいのかな
と、そんな風に想像している。

そんな理由から、このごろ布巾の煮沸消毒は常のことになった。
普段は、お日様の下で自然に消毒される布巾も
時々煮沸しておくと安心。
野菜の水気を拭くときにも安心して使える。



b0126166_12534991.jpg

鍋の中でぐつぐつする茶巾の美しいこと。
これを見るのがとても好きだ。
この記事を読んでくれる方にも
この快さをお裾分けしたい。
(ただの画像ですが)




最近、お茶のお稽古を再開したのを機に
自宅稽古用の釜を買ったので
布巾、茶巾を洗うことが一気に増えた。
特に茶巾は煮沸すると抹茶汚れが
きれいにとれるので欠かせない。


まあ、そんな感じで、連休は下の彼岸餅でお茶を飲みながら

部屋中の照明の手入れ
ワックスがけ
衣替え
押し入れ掃除
ベッドのマット返し

と二人でせっせと働き、部屋もだいぶ整った。


掃除は心を休ませる大事な習慣だ。
眠る事と同様に掃除は身体のメンテナンスでもある。



b0126166_1254252.jpg


近所のお菓子屋さんで見つけた彼岸餅。
道明寺粉、中はこしあん。
美味しく頂きました。
[PR]

by primenumber2 | 2009-09-24 13:38
2009年 09月 20日

衣替え 毛玉の取り方

b0126166_15172838.jpg



連休中の大行事、衣替え。
ファストファッションの流行する世の中
2年着て毛玉が出来たら室内着か廃棄という人も多いだろうが
これは、と大枚はたいて買ったセーターやジャケットには特別なケアをしたい。



b0126166_15175469.jpg
セーターの毛玉取り。
600番くらいの目の細かいヤスリを
指にくるりと巻き(内側はガムテで留め)
毛玉のある部分を軽く撫でる。
モヘアや薄手の繊細なものには
注意が必要。
まずは端っこで試してから。



その後は水仕事等で使うゴム手袋をはめて水で濡らし
編み目に沿って撫でて行くと、ゴミや髪の毛、余計な
繊毛や猫の毛も落ちる。
陰干しして、低温のアイロンで整え終了。

午前中は夏物の洗濯とジャケットなどの虫干しに追われ
午後から2人で毛玉取りの作業を進めて3時間。
意外と大変な作業なので、一人なら一日かかる。

苦労して整えた冬着。衣装箪笥の中で
宝石のように並べられて行くのを見ると心が躍る。
新しい衣装香も入れた。
寒くなるのが楽しみになる。
クローゼットの中がお日様の匂いがする、と喜ぶ夫。
うれしいらしい。
実家は衣替えの習慣が無かったという。



まあ、ともかく大阪は晴天。
雨じゃなくて良かった〜。
いつになく主婦的な一日である。
[PR]

by primenumber2 | 2009-09-20 15:47
2009年 09月 15日

早秋の気分で



b0126166_8263245.jpg




うだるような暑さも消え失せて、水も冷たくなって来た。
この頃になって、やっと家にも花を活けようかという気分になる。



b0126166_2031114.jpg



とはいっても、まだまだ日中は暑い。
水換えも大変なので、傷みやすい草花は控え
葉も少なめにすると案外長持ちする。

今回はいっそ造形的に、唐辛子とアスパラ(蔓の部分)を活けた。
青唐辛子はインド料理の為に買い求めたものだが
食べきれず、天日に干した。
干したら何本か何故か美しい赤になった。


それにしても、この手の花は撮るのが難しい‥…。
どなたか、コツ等あればご伝授ください。
[PR]

by primenumber2 | 2009-09-15 20:10 | いけばな
2009年 09月 05日

見るべきは、隅。

b0126166_11322971.jpg



掃除は比較的好きな方だが、特に好きなのはこの窓の「さん」の掃除。
週末と稽古の日には、朝必ずさんの溝にじょうろで水を流し
大きめの刷毛で丁寧に掃く。
お気に入りの布巾で水気を拭き取り、終了。
これだけのこと。

旅館等行って掃除が行き届いているかどうか調べるなら
鴨居の上、敷居の隅、窓のさんを見れば一目瞭然。
私はちょっといじわるなので、旅館では部屋に入るなり、試す。
これが出来ている部屋だと気持ちがよい。
屑などうっすら溜まっているとクスッとくる。

思えば、このこだわりは京都での出来事に始まる。

2000年が開けようとする大晦日に当日飛び込んだ
京都・島原の旅館。
3500円素泊まりの安い旅館であったが
通された部屋の、鴨居、障子のさん、敷居に至るまで
完璧に拭き清められて、まるでお寺のような心地よさだった。
安旅館、に加えて暮れの押し迫ったとき
こんなに気持ちのよい部屋で眠れるなんて
と、とても嬉しかった。

また、こんなこともあった。
大阪でアパートを探した時、敷居が酷く傷み
窓の「さん」も屑だらけの物件を沢山見た。
かつての借り主の生活が垣間見えた。


ともかく、部屋の細やかな部分に心を配ることのできる
今の暮らしに感謝して
(お金はありませんよ)
「さん」を洗う毎週末は私にとって
心の豊かなひとときだ。

不景気、お金は無いけど時間はある
日本では希有な時期でもある。
これを機会に、さんや敷居を清める快さを、感性を
取り戻したらどうだろうか。

お金がなくても出来ますよ〜。
[PR]

by primenumber2 | 2009-09-05 12:07 | その他
2009年 09月 01日

おたんじょうびおめでとう

b0126166_23152912.jpg



今日は夫の誕生日。
朝から誕生日ケーキ、デメルのザッハトルテで上機嫌。
忙しいけれど、いい一日だった。

これから何回一緒に祝えるかな。
ともかくおめでとう。
今年も良い仕事を沢山してね。
[PR]

by primenumber2 | 2009-09-01 23:18