晴耕雨読 雨のわブログ

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2009年 10月 31日

身近なものが美しい



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機能的にデザインされたものは造形的にも美しい。
私は子供の頃から板前の父の仕事道具を見て育ち
今でも大阪、道具屋筋散策を趣味とする。
日本古来の調理道具には格別の良さがある。
今回は、一般の花器ではなく、「ささら」という調理道具を器とした。
本来は鍋などを洗う竹製の道具だ。


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花材は野バラ。
花が散り、赤い実をつけた枝は
滑らかな曲線を描いて
小枝の先に実をつける。
そのまま活けてもいいが
時々はこうして遊んでみる。
鋏を入れれば幾何学的な線が現れ
ブロックのように「コの字型」。






最近の話。
急に引っ越すことになった。
引っ越すつもりは無かったのだけれど、向こうから
「越してこない?」というお誘い。
猫OK,教室OKときて、家賃も安い。
結局お願いする事になった。

まあ、そんな感じで最近は忙しくしています。
引っ越しのことはまた今度詳しく書こう。
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by primenumber2 | 2009-10-31 18:43 | いけばな
2009年 10月 27日

柿食えば、の盛物


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五穀豊穣を願って盛物をするのも良いもの。

古物商から買った年代物の仏具らしい銅製の器に
実家から送られて来た柿。
偶然と稲穂が手に入って秋祭りらしい盛物ができた。

万聖節(ハロウィン)も収穫祭の性格がある。
今日の稽古は和風の盛物と、お菓子の詰め合わせをガラス製の高杯に盛ったものを
飾って迎えた。五穀豊穣を願う心は万国共通。
いつかこの行事も定着していくことだろう。

「節のつく行事は外国のものでも定着しますよ」
と、ある先生。
私もそう思います。


菩提樹、柿、稲、豆柿
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by primenumber2 | 2009-10-27 23:11 | いけばな
2009年 10月 25日

実験、実験の日々

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新しい材料を創作するのも、いけばなの要素のひとつ。
花や枝を干したり、水につけたり、染めたり
なかには炭にした人もある。
私も日々、色々な物を干したり、加工して
ベランダには様々な植物の実験試料を置いている。

今回はアマランサス。
毛糸がからまったようなもこもこした質感の個性的な花。
美しい赤紫は魅力だが、種(実?)のつぶつぶが床に散るのが難点。
いっそ花をしごいて、散るべき物はすべて落とし集めてみた。

深い赤紫。
暫く干して、色の変化を見よう。


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上の写真は豆柿の実と、菩提樹のドライ。
盛っただけでもなかなかの雰囲気。

さあ、どんなことをしようか。


この作業をしたのは朝の5時半ごろ。
浅い眠りから醒めて、長風呂をし、昨晩稽古で使った花の
使い道を考えた。一人無心で手を動かす感覚は快い。

神経疲れをすると眠りが浅い。
このごろ、慣れない事も多かった。
初めて会う人も、初めての場所も楽しいけど
ひとりもいいものだ。

特にひとりきりの朝焼けはいいものだ。
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by primenumber2 | 2009-10-25 20:35 | いけばな
2009年 10月 23日

時々はオーセンティックに


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前回に続いて豆柿。
実ものの稽古はこの時期が主。
ザクロに柿、からす瓜などもこの頃よく目にする。

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今回は第四応用花型で。
実がついた枝は重くバランスを取るのが難しい。
厚みのある菊は露地もので自然な曲がりがあった。
上物の重みで倒れる小菊の株を想像する。
亡くなった祖父が菊の栽培を趣味としていたのを思い出した。

こうして私が今、祖父の前で活けたなら
どんな風に言ってくれるかな。
喜んでくれるだろうか。
ふと、そんなことを思う。
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by primenumber2 | 2009-10-23 16:31 | いけばな
2009年 10月 22日

ケの日の花


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稽古場で豆柿を手に入れたので、せっせと活けた。
実ものは余計な実を省く事によって
美しい間が出来る。
よって、この豆柿もたんと実を落として活けたから
小さな実は家のなかのあちらこちらで小品となる。


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透明のシリンダーのような花器に秋の色合いをもらって
菊を一本。
展覧会の花を思えば質素に見えるが
たっぷりと空間を使って活ける家での小品ほど
心を癒す花は無い。
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by primenumber2 | 2009-10-22 12:36 | いけばな
2009年 10月 19日

花展を観に京都へ

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京都高島屋で行なわれた日本いけばな芸術展に出掛けた。
各流派の家元も参加するこの展覧会。
とっても素晴らしいものだった。

続きの写真
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by primenumber2 | 2009-10-19 23:28 | いけばな
2009年 10月 16日

チャパティ追記


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チャパティを焼くのは結構難しい。
ちょっとした水加減や伸ばし方、混ぜ方で味が変わるので
安定して美味しいチャパティを焼くのには修練がいる。

追記として、チャパティを焼く私なりの工夫を書いてみよう。

通常のレシピで紹介されているのは
6枚か7枚で
全粒粉3カップに対し、水140ccくらい
塩ひとつまみ。

それを混ぜ6、7枚分に生地を分けて丸め
15分程休ませる。
2ミリ程に薄く麺棒で伸ばし
フッ素加工のフライパンに
油を引かずに弱火で両面を焼く。
仕上げに直火で膨らます。

基本的にはその通りでいいけれど、粉が古い場合は
少し水は多めにしたほうが上手く行く事もある。
その加減の目安は、やはり練ったときの感触。
耳たぶのようなコシとなめらかな表面を作るのが重要。
その為には粉に水を均等に行き渡らせる必要がある。
固すぎたり、水分にムラがあるときれいに膨らまない。

そこで、私なりの工夫。

その1。水はぬるま湯を使って箸で混ぜながら水を入れる。
    (水は慎重に数回に分けて入れる事)

その1。良く膨らむよう30分は置く。
    (その間、生地はタッパーにいれ、上に濡れ布巾を掛ける。
    生地が硬めに出来上がった場合は、布巾は緩めに絞って掛けると良い)

その1。フッ素加工のフライパンを使うべし。
    (火は極弱火でやや膨らみかけるまでじっくり焼く。
    ひっくり返し裏面を焼く。
    裏面は全体が白っぽくなるまで焼く。
    生っぽいと上手く膨らまない)

そして、最後に大事なのは「直火」で炙る事。
トングや箸でつまんでできます。
まずは極弱火。ふわっと膨らみかけたら一気に強火。
プォーっと勢い良く膨らむ。
膨らみが悪いからと言って、いつまでも炙っていると燃えます〜。
(燃えたら消せばいい程度の火ですが)
そんなに怖くありません。

以上。

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これは、国産の全粒粉を使ったときのコツ。
インド産アターだとちょっと感触がかわるのでまた別の
工夫が必要。

上手くやると風船のように膨らみます。
あれ、見るたびギョッとするんですけどね。

個人差はあるだろうが、インドでは一家の主婦が
一日に焼くチャパティの枚数が100枚、ということもあるようだ。
(家族が多ければ当たり前だ)


インドでは、一人前に家事が出来るようになると
家屋敷の財産を守る鍵束をまかされると聞く。
鍵束を腕にかけ街を歩く主婦は一人前の主婦。
持たされる鍵は重くても、彼女達にとっては誇りの重みとなるだろう。

日本ではどうだろうか。
家事全般をおろそかにしても主婦とよばれる。
女性が誇りを持って家事の腕を磨ける環境がなければ
文化は廃れ、家庭は秩序を失うだろう。

人間の、一番素朴な喜びは全て家にある。
眠る事、食べる事、気兼ねない人とのおしゃべり。
それを司るのは、やはり家庭の核たる女性だ。


そんなことを思いながら、チャパティを焼いている。
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by primenumber2 | 2009-10-16 22:26
2009年 10月 13日

インド風朝食のすすめ


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インド食好きの我が夫婦は、朝もやっぱりカレーを食べる。
今日のメニューは、茄子カレーとジャガイモがメインになった
methi alu というカレー。

メインのスパイスはフェヌグリーク。
茄子の方はフェヌグリークの種を炒って使い
methi alu は乾燥になった葉をたっぷり入れて作った。

このフェヌグリークというスパイス
上手に炒ると格調高い、甘い香りがする。
メープルシロップにも少し似た香り。

インドではお腹に溜まるガスを出す作用があったり
コレステロール抑制、肝臓、脾臓にもよい。
関節や腰痛の痛みを和らげる効果もある。

茄子のカレーは、肝臓をいたわるターメリックも
入るので飲み助さんには是非食べてもらいたい。



我が家のカレーは基本は2冊の本。

ロイチョウドゥーリ邦子さんの
「インド料理ダイエットレシピ集」
こちらは写真が入っているのでレシピ本っぽい。
が、詳しい説明がやや省略されているので
調理には工夫が必要になる。

渡辺玲さんの「カレーな薬膳」
カレーの作り方、効能、応用の仕方など細かに書いている。
陥りやすい調理の失敗を防ぐヒントが満載。
しかし、すべて活字なので副読本として使っている。

インド料理は、日本に馴染みの無い
調理の哲学がある。インドという気候、風土を理解する
気持ちで調理にかかると良いと思う。
まずはきっちり分量を計り、火加減は強めにすること。
下ごしらえを丁寧にして調理は短時間で済ませる。

そんなふうにして、台所に立つときはインドのお母さん気分である。
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by primenumber2 | 2009-10-13 11:03
2009年 10月 12日

曲線をデザインする



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季節感の無い花だが、それも良い。
蘭は一年を通して手に入り、持ちも良く華やかなのが取り柄だ。


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大らかな曲線を交わらせるように、大きく大きくコオリヤナギを配した。
屏風に絵を描くように、美しい余白がでると良いのだけれど
どうでしょう〜。
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by primenumber2 | 2009-10-12 06:41 | いけばな
2009年 10月 09日

食生活のこと


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最近、我が家の食卓には毎日インドの家庭料理が並ぶ。

レストランで食べるような、ナンや、ナバルタンコルマや
バターチキンマサラのようなコッテリカレーではない。
茄子のカレーやジャガイモとフェヌグリークという香草のカレー
自家製カッテージチーズを揚げたものが入ったものなど
主にベンガル地方のベジタリアンのカレーを作っている。

さらっとしていて御飯にもよくあう。
そして辛くもない。
(時々辛いものも作ります)
おかずのひとつに数えるので、それに干物や酢の物なんかが
ついて、日本、インドのチャンポン夕食だ。
スパイスが効いていても、意外に和食の味の邪魔をしない。


そして、我が家の第二の主食、チャパティ。(写真)

発酵させず、水と塩、全粒粉だけで練ったパン。
フッ素加工のフライパンで片面を焼いたあと
直にガス台の火で炙るとプォーッと膨らむ。
最近はインド産の粉、アターを使って作っているが
日本のより甘みがあり、香ばしい。
品種のせいかな。

このパン、腹持ちは抜群でお腹に溜まらない。
3枚も食べれば動けない程満腹になる。
ドライタイプの野菜カレーとこれだけで
一日過ごしてしまうほど腹持ちの良い魔法のパン。

キマカレー、キャベツカレーとの相性は抜群です〜。
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by primenumber2 | 2009-10-09 15:30 | その他