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2010年 06月 26日

紫陽花

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今朝からベランダの仕事に追われる。

紫陽花はもう終わり。咲き終わりを惜しみながら枝の整理。
ハマナスも花が終わり、椿は新葉が出はじめた。

これからは生け垣の季節。
朝顔とフウセンカズラの生け垣を作ったので、支柱の竹を足したリ
鉢を整理したりしていた。
連休後間もなく植えた苗は順調に蔓を伸ばし
雨に当たると生き生きとしている。
7月には、若緑の可憐なカーテンのようになって夏の日差しを遮り
窓辺を華やかに飾ってくれるだろう。

朝になると草の甘い匂いがする。
雀の雛がヘタな鳴き声を披露しにベランダの苗木にとまる。
それを猫達が熱心に見ている。
そんな光景をぼやっと眺めながら過ごす朝のひとときが
最近のいちばんのお気に入りだ。


紫陽花
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by primenumber2 | 2010-06-26 09:50 | いけばな
2010年 06月 12日

想いの花


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先日、ある人から聞いた話。

単身赴任で週一度しか帰ってこないご主人のために
書斎には花をいつもいれていた。
ある日、思い立って花びらの落ちたヒマワリを活けたら
普段花に無関心だと思っていたご主人が
「僕は生の花が好きです」
と呟くように仰ったそうだ。

不在のときにも花を飾り
自分のスペースを大事にしてくれる奥さんの想いが伝わっており
それが誇らしくもあったのだろう。
好みを言う程の関心を引いていた確たる証拠。

この話を聞いて、思わずニタッとしてしまった。

最近、私も以前より忙しくなり
家を空ける事が多くなった。
泊まりのときは、なるべく和室とお風呂場、洗面所に花を入れる。
花自体の存在感と人の想いがその場所に留まる。
想いを込めて入れる花は、斬新さの無い気軽なものが多いが
またそれもいいもの。
愛のある言葉は、たいていは気を惹く派手なものでなく
いつも何気ない、素朴なものだろう。

色んな場所に花を活ける。
すべての想いを受け取ってくれなくても、花は残る。
そんな事を考えながら花を活けている。
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by primenumber2 | 2010-06-12 17:49 | いけばな
2010年 06月 01日

初々しい花

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もう既に初夏。今年も数人の入門者を迎え、稽古もにぎやか。

初めはバラを活けてもらう。
いけばなといえば菊に松をイメージする人も多い。
私も入門したときは、洋花の多いのに驚いた。

私の活けたはじめての花は、夏はぜにバラ。
「夏はぜは、男性的な花材ですから、そこを考えて」
初めて聞くタイプの日本語にまた驚いた。

いけばなで使われる日本語はちょっと独特だ。

矯める、あしらう、足下を見せる

花を活けるときの、緊張感や花を愛おしむ言葉は
アレンジメントには無い「いけばな」ならではの心地よさを漂わせている。

上の作品は、ある人の、人生2回目の花。
私の始めた頃より、ずっと上手‥…。
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by primenumber2 | 2010-06-01 09:48 | いけばな