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2009年 07月 01日

遊びをせんとや生まれけむ

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好きな歌がある。

遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ

※遊ぶために生まれて来たのか。戯れるために生まれて来たのか。
遊んでいる子供の声を聴いていると、感動して私の身体さえも動きはじめる
                    (大概の意味)


平安時代に編纂された歌謡集、梁塵秘抄「りょうじんひしょう」のなかの有名な歌。

もちろん、遊ぶために生まれて来たわけでなく
大半は生活のために、誰かのために苦しい時を過ごしているのが常。
無邪気に躍る子供の様子に慰められて
少しの間、自由な遊びのなかに身を委ねていよう、という事だと理解している。
(やや大人側に偏りすぎた見方かもしれないけど)

私の場合は花。
瑞々しい葉やはじけるように咲く花びらを見ていると
活けている時くらいは諍いの無い、心が躍るような平和な世界に触れたいと思う。


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今日の花材は 谷渡り、スターチース、レッドカラント。
レッドカラントの葉が良くなかったので除いたら
かんざしのような可愛らしい実の房が際立った。
谷渡りはさしずめ少女の髪、三本のかんざし。

稽古の後、「心が遊んだか」といつも自分に聞いてみる。
遊びすぎれば崩壊するし、遊びがなくてはつまらない。
なかなか難しいところ。

by primenumber2 | 2009-07-01 11:35 | いけばな


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